2019.10.17

【家づくりについて学ぼう ~第70弾~】

おはようございます

今日はシリーズ『家づくりについて学ぼう』

第70弾のテーマは『ゴチャゴチャ VS  シンプル』

をご紹介させていただきますね!!

 

ドアと天井との間に40〜50センチほどの垂れ壁がつくられるわけですが、

プランにもなりますが、この垂れ壁が出来ないように室内のドアの高さを

天井の高さと同じサイズに合わせています。

 

ドアと天井との間に垂れ壁をつくった場合、天井付近が薄暗くなってしまいます。

また、垂れ壁が視線を遮断してしまうので、仕切られた感が出てしまい、

その結果、なんとなく部屋が狭いような気がしてしまうし、

なぜか天井も低く感じてしまうようになるからです。

 

この工夫は、明るく開放感溢れる空間を演出してくれるだけじゃなく、

ドアの枠がなくなることから、ドア枠の上に溜まったホコリを

いちいち掃除しなくて済むというメリットも同時にもたらしてくれますし、

開放感を演出するために、余分なコストをかけてまで

天井を高くしなくても済むというメリットも同時にもたらしてくれます。

また、開放感溢れる空間を演出するために、

壁面に余分な造作をしないようにもしています。

なにかを飾るために、わざわざ壁をくり抜いてつくるニッチ(飾り棚)や、

あるいは壁から突出して設置する棚板などですね。

こういった余分な造作をしないことで、コストカットはもちろんのこと、

凸凹がなくなり直線的に空間が見えるようになるので、

よりスッキリ感のあるシンプルな空間が出来上がります。

 

さらに、壁の直線を乱さないため当たり前のように窓に取り付けられている窓枠も、

基本的に付けないようにしています。

これもスッキリ感を出すためには、欠かせない要素でもあるわけですが、

ドア枠同様に、枠の上に溜まるホコリがなくなるわけなので、

掃除の手間をカット出来るというメリットもあります。

 

そして、これは難しいことなので、

出来ない住宅会社が圧倒的に多いと思いますが、

よりスッキリ感を出すために、なるべく、

カーテンをつけなくていいプランをご提案させていただくようにしています。

 

それこそ、カーテンをつければ、大きな物体が飛び出てくようになるので、

それだけで一気にゴチャゴチャするようになってしまうし、

カラーコーディネイトも複雑になってしまいますからね。

 

ここでご紹介させていただいた工夫はごく一部のことですが、

このように無駄なコストをかけることなく、いや逆にコストを削りつつ、

ちょっとした工夫を凝らすだけで、家が見違えるように美しくなるし、

開放感溢れる空間づくりが出来るようになります。

余分なコストをかけてまで、どんどんプラスしてゴチャゴチャさせることで、

家を装飾していくスタイルと、無駄なコストは出来るだけカットし、

余分なモノは全てマイナスすることで、

洗練されたスッキリシンプルな空間をつくるスタイル。

 

さて、あなたはどちらを望まれますか?

2019.10.08

【家づくりについて学ぼう ~第69弾~】

こんにちは

今日はシリーズ『家づくりについて学ぼう』

第69弾のテーマは『外から見て明るそうな家ほどなぜ中は暗いのか?

をご紹介させていただきますね!!

 

外から見て明るそうに見える家ほど、実は家の中が薄暗くて、

外から見て暗そうに見える家ほど、実は家の中が明るい、

という事実が存在します。

なぜなら、そもそも設計の考え方自体が間違えてしまっているからです。

 

多くの方が、1・2階の間取りが描かれた平面図だけを見て、

あーでもない、こーでもないと、間取りや窓を変更してしまいます。

もちろん、あなたを含めて、お施主さんは素人ですし、

家づくりが初めての経験なので、

これがダメだということを知らないことが普通だと思いますが、

現実は、平面図だけを見てイジクってしまうと

どんどん住みにくい家になっていってしまう可能性が高いです。

 

例えば、あなたが購入した土地が、

南側が道路である新規分譲地だとしましょう。

この場合、出来る限りどの部屋にも日当たりを確保しようとして、

大きな窓を南につくってしまいます。

ですが、その窓は近所から丸見えになるので、

カーテンなしでは、リラックスして過ごせるような家にはなりません。

 

そしてその結果、カーテンを閉めっぱなしになる家が出来上がってしまい、

明るいはずなのになぜか薄暗く、朝からライトなしでは居られないような

微妙な住まいをつくってしまいます。

 

また、カーテンをしていれば窓が開けられないので、

風の出入り口までも完全にシャットアウトしてしまい、

こもった臭いが充満したり、ジメジメした家をつくりあげてしまいます。

しかも、丸見えのところで洗濯物を干すようになってしまえば、

家族構成が丸分かりの防犯性に乏しい家になってしまうし、

せっかくキレイにつくったはずなのに、

生活感丸出しのカッコ悪い家になってしまいます。

バーベキューも、周囲から丸見えのウッドデッキでは、

やりにくくなりますよね・・・

 

明るい家にしたい・・風通しのいい家にしたい・・

居心地のいい家にしたい・・お洒落でカッコいい家にしたい・・

楽に住める家にしたい・・いつもキレイに片付いた家にしたい・・

これは誰もが共通してお持ちになる要望だと思います。

ですが、これらを完全に実現するためには、

量産ハウスメーカーのプラン集のような

どんな土地でも使い回しが利くプランを流用するのではなく、

近隣環境との兼ね合いも考えながら、

また、その土地が持つメリットやデメリットを活かしながら、

その土地に合ったプランを考える必要があります。

 

決して、平面図だけをみて、あーだ、こーだ、を考えるのではなく、

もっと広い視野と立体を想像しながら

プランは考えるようにしていただければと思います。