2020.03.25

【家づくりについて学ぼう ~第88弾~】

こんにちは

東京オリンピックの1年程度の延期が決まりましたね

前向きに捉えて、自分たちにできることをして

早期の終息を願うばかりですね・・・

 

さて!今日はシリーズ『家づくりについて学ぼう』

第88弾のテーマは

『本当に必要か?考え、建築コストを抑える』

をご紹介させていただきますね!!

 

 

寝室や子供部屋といったプライベートルームを

2階に配置している一般的な2階建て住宅の場合、

それらの部屋をゆったりと確保するコトが出来るし、

さらに収納もゆったり確保することが出来ます。

 

しかし、逆に1階に収納が充分確保出来ないことが多く、

片付けにくく散らかりやすい家になってしまったり、

生活動線が悪く住みにくい家になってしまいやすくなります。

子供たちが、自分たちの荷物を自分の部屋まで持って行ってくれないため、

それらがリビングやダイニングに散乱することになるからです。

 

そこで、一般的には1階に和室を確保したり、

あるいは1階に余分に収納を確保することで、

その問題を解決するという手段が考えられるのですが、

そうすれば建築コストが高くなってしまい、

結果、予算オーバーを招くことになり、

そのしわ寄せが日々の生活にのしかかってくることになります。

 

ですから、これからの生活を少しでも楽にするためにも、

建築コストをアップさせることなく、

より使いやすく、より住みやすい家を創るようにしなければいけません。

 

建築コストを上げずに住みやすい家にする秘訣

 

そのためには2階建てありきで家を考えるのではなく、

1階だけで完結させられるように間取りを考えていきます。

1階に部屋や収納が多くあった方が、

住み始めたすぐも、そして将来的にも、

間違いなくずっと使いやすく住みやすいからです。

 

しかしながら、1階が大きくなればなるほど、

建築コストは割高になってしまうものなので、

建築コストの上昇を抑えていくための工夫が必要になります。

 

その1:廊下は本当に必要か?

 

家には、廊下があることが当たり前となっていますが、

この廊下にも、部屋や収納と同じようにコストが掛かっている

という事実に目を向けている方は、意外にいらっしゃいません。

 

また、廊下をつくればドアの数も必然的に増えることになるし、

その廊下に接するドアは閉めておきたくなるものです。

 

結果、廊下の面積に加えて、

ドアの数だけさらに家のコストがアップすることになるし、

ドアを閉め切ってしまうと、

家の中には温度差が生まれやすくなってしまいます。

 

それゆえ、廊下を最小限に抑えるか、

あるいは限りなくゼロに近づけていきます。

 

その2:子供部屋にその広さは必要か?

 

2階建て住宅の場合、

当たり前のように2階に子供部屋をつくり、

しかも6帖という広さを確保します。

しかし、現実的に考えると、

2階につくった子供部屋はほとんど使われることがありません。

小さいうちは親と一緒に過ごすし、

やがて家を出て行くことになるからです。

 

それゆえ、子供部屋は1階につくることをオススメしているのですが、

とはいえ、6帖という広さのまま1階につくってしまうと、

単純に建築コストは跳ね上がってしまうため、

1階につくる場合は、子供部屋の面積を少し縮めるようにします。

 

その3:寝室にその広さは必要か?

 

寝室だって無駄に広げる必要はありません。

寝室にはウォークインクローゼットがあり、

衣類や布団などは全てこの収納に片付けるし、

昔のようにタンスや鏡台といった置き家具もないからです。

 

寝室は、文字通りただ寝るだけの部屋なので、

ベッドさえ置くことが出来れば充分ですからね。

 

いかがですか?

 

この3つの要素を見つめ直すだけでも、

実は、建築コストを大幅にカットすることが出来るようになるし、

平屋の実現も可能になってきます。

 

ですから、図面に記載されている坪数や、

平面図で見る部屋の広さにこだわることなく

家づくりをしていただければと思います。

2020.03.18

【家づくりについて学ぼう ~第87弾~】

こんにちは

今日はお天気がいいですね

 

それでは、今日はシリーズ『家づくりについて学ぼう』

第87弾のテーマは

『坪単価が安い家とは?』

をご紹介させていただきますね!!

 

 

坪単価は、家が小さくなればなるほど必然的に高くなり、

大きくなればなるほど必然的に安くなるものです。

 

それゆえ、家の価格を坪単価で判断することは、

決して賢明な行為ではないということが言えるのですが、

では、坪単価に比重を置いて家づくりをしてしまうと、

一体どのような家になってしまうのでしょうか?

 

その1:後々の出費が増えてしまう

 

家の面積が大きくなればなるほど、

坪単価はどんどん安くなっていきますが、

一方で、家の面積が大きくなればなるほど、

建築コストは、坪単価に逆行して、

どんどん高くなっていってしまいます。

 

さらには、面積が大きい=体積も大きくなるので、

冷暖房効率も下がることになり、

一生涯払い続けることになる、

電気代までも高くなってしまうことになります。

 

また、家が大きくなれば固定資産税も高くなってしまうし、

後々のメンテナンスコストも必然的に高くなってしまうことになります。

 

この他、家が大きくなる分、

土地の面積も大きくなるかもしれないため、

そうなれば土地代にもより多くのコストがかかるし、

それに加えて土地の固定資産税も高くなってしまいます。

 

その上、土地が広くなった分、

外構工事にも余分なコストがかかってしまうようにもなるし、

土地の維持管理の手間もその分増えることになります。

 

つまり、イニシャルコストとランニングコストの

両方の出費を増やす家になってしまいやすい・・・

というわけです。

 

その2:チープな家になってしまう

 

家が大きくなると、

それに連動して建築コストが高くなってしまうため、

そのオーバーした予算を減らすために、

材料のグレードを落とさざるを得なくなってしまいます。

 

より安価な断熱材を使うようになったり・・

より安価な外壁材を使うようになったり・・

より安価な床材を使うようになったり・・

 

しかし、断熱材のグレードを落としてしまえば、

冷暖房ロスが生まれるようになり、

結果、電気代がアップしてしまうし、

そもそも不快な住環境になってしまうことになります。

 

また、外壁材のグレードを落とせば、

表面に汚れがつきやすくなってしまい、

後々のメンテナンスコストが高くなってしまったり、

あるいは、その費用が捻出出来なかった場合、

見た目が汚い家に住み続けないといけなくなってしまいます。

 

床材に関しては、チープな合板を使うとなれば、

湿気が多い夏は、足の裏がベタベタするし、

寒い冬は足元に強い冷えを感じながら過ごすことになるし、

そもそも見た目がダサくなってしまうことから、

テンションが上がらない家になってしまいます。

 

いかがですか?

 

坪単価が安い家は、

一見、お得な感覚で家を手に入れたように感じますが、

実は、イニシャルコストもランニングコストも高くついてしまいます。

 

一方で、坪単価が高い家は、

一見、割高に家を手に入れたような気分になってしまいますが、

実は、逆にイニシャルコストもランニングコストも安く済みます。

 

ですから、家の価格は、

坪単価ではなく総額で判断するようにしていただき、

本当に暮らしやすいコスパに優れた家が

建てられるようにしていただければと思います。